スクール

2023.07.01

気づいていなかった感情を癒すこと

小村真理子です。

先日「本来の自分を生きるスクール」のあるクラスでは、インナーセルフのワークをしていきました。

ある方は最近子供に対して、今まではなかったのに、イライラや怒りがでてしまっていたそうです。

その感情で言いたくないことを子供に言ってしまったと後悔してらっしゃいました。

ワークで見ていったのはそのイライラや怒りをだしている原因でもある、インナーチャイルドとも呼ばれる、幼少期の自分に会ってもらいました。

とても興味深かったのが、その方は3人目のお子さんを出産され、まだ７ヶ月くらいの赤ちゃんを連れてきてらっしゃいます。(今回、イライラして怒ったのは1番上のお子さんに対してです)

スクール生さんがワークで幼少期の自分に会うと、その抱っこしてもらっていた赤ちゃんは激しく泣きはじめました。

普通に泣いているのとは何か違っていて、顔を真っ赤にして手足をバタバタして泣いています。その方のインナーチャイルドはめちゃくちゃ怒っていて、止まらないくらいに爆発していたそうです。

その赤ちゃんもワンワン泣いていました。
ワークでは、インナーチャイルドの止まらない言い分をとにかく聞いてもらいました。

少し落ち着いてきた頃、その赤ちゃんも泣き止み、そのうちにスヤスヤと眠りはじめました。目の前で起こっていることがとても興味深い出来事でした。

お母さんにわいている感情がどんなものなのか、赤ちゃんにはそのエネルギーはちゃんと伝わっていますし、影響しています。

実際には目には見えないけれど、こういうことを見せてもらうと、やはり感情はすごいパワーだな、と思いました。

そして、ほとんどの人たちがこれほどのエネルギーをずっとずっと何年も気づかないで、心の奥底に隠しています。

気づかないままで一生を終えて、気づかないままでネガティブな感情が誤作動を起こし、周りにも影響している可能性だってあります。

スクールでは、こうやってひとつづつ自分の閉じ込めていた感情に向き合っていきます。

癒すという過程、
赤ちゃんの反応がとてもわかりやすくて、素晴らしい時間のスクールでした。