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スクール

2023.05.10

積み重ねる

早野美紀です。

4月の福岡お手入れスクールの振り返りです。

1クールの最後の時間でした。

 

ひと通りのお手入れを通しでしたいと言われたスクール生さんのモデルをしました。

今からお手入れを始められる人とは思えないほどの安心感で全てを包み込んでくれました。

私は細かい感覚をお伝えする立場なので、なんとか寝ずに踏ん張りましたが、お手入れをただ受けてよい立場だったら速攻深い眠りについたと思います。

インナーセルフと共にお手入れをすると、どのくらいお手入れをしてきたかなどの経験は関係なく、これだけ委ねられる信頼のエネルギーを纏えるのだなと再認識しました。

この時のために私についてきていた目には見えない存在がいて、それをスクール生さんはキャッチしていました。

彼女にお手入れしてもらうことで変容し、パワーアップし、元の場所へなすべきことをなすために還っていってました。

お手入れは本当に不思議なことがたくさん起きますが、特別なことや不思議なことを起こそうとして起きているものではなく、日常での積み重ねを通して、このような感動することにたくさん出逢います。

 

タオルフォームを学んだスクール生さんたちもいました。

どうやったら美しく保てるか。

心地よくいられるか。

無駄なくスムーズに動けるか。

タオルフォームは実際やってみるととても奥が深いです。

クライアントさんからは実際には見えないところですが、いついかなる時も綺麗な所作はやっぱり感じるのですよね。

大切に丁寧に。

これは日常の全てがあらわれるものです。

どうやっても、全て日常の積み重ね。これしかないのです。

 

お手入れを学ぶということ、させて頂くということは自分の生き方をさらすことですし、私はこれを大切にしています、表現していきたいですというものをあらわしていくものだと感じています。

 

私は本当にお手入れに出逢えてよかった、いつもそう思います。

 

座学ではインナーセルフに【自分が持っている力がどういうものかを聴く】というワークをしました。

みんなのインナーが伝えてくれることは壮大で偉大で素晴らしかったです。

インナーが言ってくることは、アウターの自分にとっては、え、それ本当にできる?というようなことや、受け入れ難いようなビッグなことだったりします。

インナーは本質の自分なので、囚われなどが一切ありません。

ですが、肉体を持つのはアウターの自分だけなので、具現化していくのは自分しかいません。

どれだけ本質の自分には成し遂げたい壮大なビジョンがあり、周りの人が応援してくれ、協力してくれても、行動するのは自分。

たとえこわいチャレンジであっても、本質的なベクトルならば、今の自分の精一杯をやっていくしかないのです。

その積み重ねが役割を全うすることだなとあらためて感じています。

 

卒業していかれるスクール生さんと共に、私も初心を決して忘れず、前に進んでいきます。

 

 

 

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