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スクール
2022.07.28
真実をみる
早野美紀です。
7月の福岡お手入れスクールの振り返りです。
モデルをしながらグースカ寝るということはあってはならないのですが、あぁこのまま寝てしまいたいなーと思うくらいみんな上手です。
まず手が気持ちいい癒しの手なのです。
多少間違えても気持ちいいです。(ダメですけど)
モデルをして両サイドから一斉に違う人に触られながら、何がどうなっていて、どこをどうしたらよいのかを的確に伝えるのはとても学びになります。
日常で研ぎ澄ましていないとできないことです。
私は今とっても変容させてもらっているので、それが身体にもあらわれます。
それは現象としてはガチガチとか、いびつな形になっているとか、ということもあれば軽いとか小さいとかとにかくいろいろです。
触る側はひとりひとりの身体に起きていることを良い悪いのジャッジではなく、フラットに考察していく必要があります。
触った感じでキャッチして、自分の心の動きでキャッチして、インナーの声でキャッチして・・・とあらゆる方向から考察していきます。
どんな風に感じるかを聞く時間も私はとっても楽しみです。
触る方も触られる方もヒーリングがかかるので、お手入れスクールの時間の中でもどんどん変容していきます。
背面のお手入れをしている時に手の持っていき方、切り替えしに苦戦している方は、『日頃切り替えることがあまり得意じゃなかったりしますか?』と尋ねられていました。
フラットでいることが難しいと、一定のことを一定の時間やり続けることがしんどかったり。
日常の全てがもうそのまんまあらわれます。だからもう向き合うしかない。
私の場合はそうでした。
お手入れでやっとやっと自分の強すぎる癖に気づいたことが山ほどあり、まだまだ自分のことをさっぱり分かっていなかったな、よくもまぁあんなに無知で調子に乗っていたなと恥ずかしいことだらけです。(今もですが)
お手入れを学ぶということは人としてのあり方を学ぶことです。
はいできました!終わりです!という着地点はなく、生きている限り一生学びです。
常に進化と成長をし続けていく歓びを身体中で感じます。
今月、驚いたのはまだお手入れスクール生になったばかりの方が、練習しながらモデルの子の過去世を統合していたこと!
その方はインナーとの繋がりもとても強いので、こんなこともできるんだよとインナーが見せてくれたようです。
インナーは何でも知っているので、やりとりしながらお手入れしている姿は素晴らしいです。
スクールに通い、本来持っている力が目覚めていく、そんな瞬間に立ち会えることにもとても歓びを感じます。
座学でも必要な学びがありました。
自分のフィルターを通さず真実を見ること。
私も含めてみんなの共通の課題です。
人はつい自分の快・不快で判断をしてしまいますが、そんなことはどうでもいい、と私たちは学んでいます。
人間ですから感情があります。
それはとても豊かで素晴らしいこと。
ですが、感情に乗っとられるとほだされたり流されたりして真実が見えなくなります。
理性は愛。
理性でしか人は救えないと学びました。
その理性は正しいものの見方、考え方です。
お手入れを通し、座学を通し、繰り返し繰り返し生きる上でとても大切なことを学んでいます。
私ももっともっと一生懸命勉強して、自分の役割を全うしていこう、自分の命を活かしきろうとあらためて誓いました。
また8月も宜しくお願いします。