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スクール

2021.12.29

人と関わるということ

 

早野美紀です。

12月の福岡セラピストスクールの振り返りです。

過去世を見るクラス、近況を聞くクラスとありましたが、過去世を見るクラスでのこと。

それぞれが今の自分にとって必要な過去世を見ました。

あるクラスはその日、いつもより人数が多かったのですが、ひとりのスクール生が毎日ドーナツを食べるようにインナーセルフに言われていて『みんなの分もスクールに持っていくように言われました!』と、いつもと違う人数なのにピッタリの数のドーナツを買ってきてくれていました。

 

当然、セラピストクラスですから、わー!やったー!ありがとう!好きな味のを選んで食べよう♪とかではありません。

それぞれが何の味のドーナツを食べるかをリーディングします。

 

選んでいる時に、少し遅れて来たスクール生が今日持っていくようにと自分用のドーナツを買ってきていて、ドーナツって!どれだけ力あるんだと思いましたが、これから過去世を見るためのエネルギーとして必要なようでした。

しっかり油を含んだ、ずしんと重いドーナツ。

それ相応の過去世をそれぞれが見ていました。

こちらでも何度も書いていますが、過去世はただの興味本位で見るものではありません。

過去世を覚えていないということは神の恩恵だと言われています。

 

私たちは辛く悲しい、壮絶な過去を生きていたりするので、それらを忘れて生きていた方が楽だという側面もあると思います。(表面的にはですが)

 

ただ、どうしてもこんな感情が湧いてしまう。こんな時にこんなパターンが出てしまう。

こんなエゴイズムが湧いてくる。ということが日常の中で起こります。

鈍らせていたら気づかないままだろうけど、セラピストクラスです。そうもいきません。

それが本質の自分を生きる上で足かせになるのなら、その原因を探る必要があります。

自分の内側の問題なのか。他者からの想念なのか。

物理的な問題なのか。過去世なのか。

的確にキャッチする必要があるのです。

 

そしてもし過去世の反応で今世、誤作動が起きているのだとしたら、その過去世を見てどんなことがあったのかを知り、受け入れ、癒していくことがとても大切になってきます。

 

そのためにはただ見て終わりではなく、

・どんな感情を持ったまま亡くなったのか

・その過去世が今世に与える影響は何か

・その過去世から今世何を学ぶのか

ここを明確にします。そしてその過去世とインナーセルフを統合していくのです。

統合した過去世は今を生きる私たちの力になってくれ、過去成し遂げられなかった望む世界を生きる強い味方となってくれます。

 

 

ある過去世を見たスクール生がその経験からの学びとして

・人を教え導くこと、人と関わるということを生半可な気持ちでしてはならない

・自分のエゴイズムが出ると関わる人に必ず影響するから、しっかり自分の内側を見ること

・少なからず良くも悪くも人に影響を与えることを自覚すること

と言っていました。

 

『これはとてもとても大切なことですよ。』と麻紀ちゃん。

『私たちは遅かれ早かれ導き手となっていきます。

自分の本質を生きることはもちろんのこと、担い手としての神聖な計画があります。

 

ダスカロス(神秘家。20世紀最大のヒーラーといわれた人物)は【賞賛は罠だ】と言っています。

 

エゴイズムがあるのが私たち。

人間の欲求として、誰もが人の役に立ちたいと思っています。

ただその思いが純粋に保てているかどうか、監視レベルで見ていかなければなりません。

見返りを求めていないか?

主観的になっていないか?

感情でやっていないか?これらをよく見張らなければならないのです。』と。

 

人の力になれて嬉しい!という気持ちは悪いことではないけれど、そこにひとつの濁りもないかと問われると、自分の傷や痛みが反応してそうなってほしくない!というエゴイズムからの言動であったこと、私はたくさん経験しています。

未だにこれって私の感情だよな、と癒せてない自分のエゴイズムから行動してしまうこと、少なからずあります。

 

自分を監視レベルで見張る。

真実をよく見て客観的な判断ができるよう、私たちは日々の内省を徹底し、自分を浄化しなければなりません。

理性は愛だという麻紀ちゃんからの学びが、今深く沁みています。

 

まだまだやれること、やるべきことはたくさんあります。

めちゃめちゃ失敗もしますが、自分が進みたいと思った道。

誠実に生きていくと決めた人生。

 

真理を学び始めた時から揺るぎなくあり方を見せてくれる師がいます。

来年はまた環境も状況も大きく変わる1年です。

どうなるかは分からないけど、為すべきことをなす。

そう腹を決めて生きていきます!

 

 

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