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スクール
2022.04.30
役割を全うする
早野美紀です。
4月の福岡お手入れスクールの振り返りです。
全ての工程を終え、これから微調整をしながらお手入れスタートに向けて準備をしていくみなさん。
今回もモデルをさせて頂きましたが、個人的に(私の自業自得でしたが)とても疲れている時だったので、私の身体を触りそれを上手にキャッチされていました。
これから、みなさんと共にお手入れをしていけることがとても嬉しいし、楽しみでなりません。
お手入れはされるのはもちろんのこと、する側も深く癒されます。
見ているだけでもヒーリングがかかります。
全く圧は加えず、ただ手を添えたり揺らしたりすることで、背中が思いきりへこんだり、首が伸びたり、深い呼吸ができるようになったり、目が輝いて大きくなったり。
その部分を触るからその部分がどうにかなるのではなく、身体全体を通してその人にとって必要な変化が起きる。
そんなお手入れを学び、実際にさせて頂けることにとてつもなく感謝が湧いてきます。
麻紀ちゃんはほんの少しの変化も見逃さず、今手に力が入ったね、とかを瞬時にキャッチします。
見た感じでは同じように見える時でも。
スクール生さんは、え?今分かったんですか?と驚きます。
研ぎ澄ますということをずっとずーっとし続けていると、超人的領域にいくのだなと、師を見ていていつも思います。
感動ばかりしていないで、少しでも力づけるよう努力していかなければなりません。
座学では今見る必要のある過去世を見ていきました。
内省し、学びを深めているみなさんなので、今の生き方や考え方に強く大きな影響を与える過去世が出てきます。
ひとりのスクール生が、すごい壮絶な出来事があったわけではないけれど、死ぬ時に本当にこれでよかったのだろうかという思いをもったまま亡くなった過去世を思い出していました。
能力や役割があったのに、その力を出しきることなく終わった過去から学ぶことがある。
自分の能力を認識し、正しく使っていくこと。
役割を全うすること。
それが今世に繋いでいく学びです。
そこから何を見いだすのか。
ただいたずらに思い出すだけでは、何の意味もない。過去世を見る時にとても大切なことです。
自分の力を思う存分発揮したい!
能力を惜しみなく出し尽くしたい!
今世どこまでできるかは分からないけれど、受け継いだバトンを大切にし想いを繋いでいくことが真の癒しです。
麻紀ちゃんが描くビジョンは自分が生きている間には叶わないと想定して次に繋げるための動きをしています。
それに比べて私は自分のことで手一杯。(自分のこともできていないことあり)
偉大な師をずっと間近で見てきて、何をやっておるのか・・・と喝をいれる日々です。
しかし嘆くヒマがあれば、やるべきことをやるしかありません。
私たちが学んでいるお手入れはあり方が全てであり、そのあり方は日々の積み重ねです。
粛々と頑張っていきます。