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スクール
2022.03.04
真実は何か
早野美紀です。
2月の福岡お手入れスクールの振り返りです。
最初にモデルさんの身体全体を触って、どんなことを感じるかをひとりひとりシェアします。
同じモデルさんの身体を触らせてもらっても気づきはさまざまで、お手入れスクールはさっそくそこから興味深いです。
そして例えば脚が冷たいとして、冷たいという現象は変わらないとしてもその要因はいろいろとあることを学びます。
世間一般的には冷えていると良くないという考えがあるとは思いますが、麻紀ちゃんはそこを探ります。
ポジティブな要因の時もあるのです。
私も麻紀ちゃんのお手入れを受ける時は浄化で急に手足が冷たくなることもあります。
他者の想念で脚が凍ったように冷たくなる時もあります。
冷えひとつとっても、一概にこうだから良い、悪いとは言えないものなのです。
真実は何なのか。
私たちは情報や先入観に囚われず、いかにフラットに今、目の前の人に向き合っていくのか、ということをスクールで学んでいます。
技術はバストとフェイスラインまで進みました。
バストはみなさん初めてとは思えないくらい上手に揺らせていて、モデルさんのバストはふわふわになっていました。
『この感じで1時間揺らしても疲れません♪というくらい圧が抜けていればバッチリですよ。』と麻紀ちゃんが言っていました。
『とにかくこのお手入れはどれだけ力が抜けるかが大切です。
それは日常の所作の中でどれだけ圧を抜いてふんわりほんわりとできているか。
こどもたちに触れる時もふんわりほんわりと触れて下さいね。』と。
お手入れを学びながら、生きていく上でとても大切なことを学んでいます。
座学では近況を聞いていきました。
日常の中で人と関わりながら、モヤモヤしたりイライラしたり、何かしら感情が動いたことの中から、今の自分の課題を見つけていきます。
今回は自分が反応したことの中から、何を大切にしていきたいのかという学びがありました。
みんなのために!とさまざまな活動をしている人はたくさんいます。
ですが、よくよく見ていくと実は自分のためだというエゴイズムに気づくこともあります。
『人のため、と言葉で言うのは簡単だけど、実地でそれをやっている人は本当に少ないです。
自分の立ち位置を証明するためにやっている人は、ある一定の領域に行くと必ずボロが出ます。 メッキは剥がれますよ。』と麻紀ちゃんが言っていました。
その人が言ってることとやっていることが一緒かどうか。
良い悪いでははく、真実を見る訓練をしていく。
私もこの10年近く麻紀ちゃんにずっと言われてきたことです。
『能力とあり方は違うんだよ。』と。
かつての私は影響力のある人、知らない世界を教えてくれる人、有名な人、本を書いている人、、、、
などをいいな、素敵だなと思ったりしていました。
しかしそんな人たちの中には、お近づきになるとエゴイズムの塊だったなって人が山ほどいます。
私にも損得勘定があったし、不足感があったので真実をフラットに見ることが全くできていませんでした。
どれだけ能力が高くても、その人の根本にあるものが何であるか?
好きとか嫌いとか良い悪いは関係なく、ただただ真実を見る。
その経験を積み重ねていくと、自分が何を大切にしていてどうありたいのかも見えてきます。
自分の感情を挟まず、真実を見る。
それにはやっぱり日常どれだけ研ぎ澄まし、少しの違和感もキャッチできるよう意識を上げていられるかが大切です。
自分がエゴイズムに乗っとられちらかしていたら、絶対にできるものではありません。
技術の時間に身体に触れた時、冷えているなと感じることと同じです。
フラットに真実を見る。
他者のためと言って自分の不足感や承認欲求を満たそうとしているところはないか。
私もよくよく自分を見張りながら高めていくことを真摯にコツコツ頑張っていきます。