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スクール
2021.10.30
身体に寄り添う
早野美紀です。
福岡お手入れスクール、10月は背中のトリートメントまで進みました。
する方もされる方も、見ている側もとても心地よい時間です。
私は今回モデルではなかったので、じっと見ていたのですが、足首を揺らしていると背中の腫れが引いたりするので本当に感動します。
それを見ているとどうしても嬉しくて楽しくなってしまい、意識がふっと落ち、隙ができます。
そうするとその隙に他者の想念などが入り込み、コンディションが悪くなるので(今の私はまだそのレベル)、ずっと意識を上げるように言われています。
にも関わらず実技の時間はつい緩んでしまうので、そのたびに見えないサポートの存在から、麻紀ちゃんを通して喝を入れられていました。(今回は亡くなったおじいちゃんから、こら!嬉々とするな!と何度も注意をうけました。)
嬉しい時間でも常に意識はしっかり上げて、フラットでいるというのが私の課題でもあります。
お手入れはフェザータッチで一切の圧を加えません。
腰を揺らす手技の時、私にも経験がありますが、麻紀ちゃんがするように揺れて欲しいのでつい力が入ってしまうということがあります。
麻紀ちゃんはふわっと触れるだけでも身体の軸を掴み、わっさわっさと揺れる。
それを見て、いざやろうとしてももちろん揺れない。
どうにかしたいと迷走していると徐々に力が入ります。
そんなスクール生に
『力でどうにかしようとするということは、日常、力でどうにかコントロールしようとしていることがあるということ。
私たちは身体さんに寄り添うだけだよ。
お手入れは元に戻るサポート。
そのスイッチを押すだけ。
スイッチを押すと身体が勝手に戻っていく。
そうすると本来の姿を思い出していく。
自分ってすごく大切で特別な存在なんだ。と自分で気づいていく。
そんな大切で特別な私は、私にしかない人生をどう生きていこう?
それをお手入れであったり、スクールを通して思い出すきっかけでしかないんだよ。』
と麻紀ちゃんは言っていました。
これは最初から変わらず伝え続けてくれる言葉です。
もちろん、気持ちいいと思ってもらえたり、身体が軽いと感じてもらえたらとても嬉しいのですが、どうであれあくまできっかけでしかない。
身体にただただ寄り添うだけ。
お手入れスクールの時間は、私にとって初心を決して忘れないための大切な時間でとてもありがたいです。
座学では近況のシェアをしました。
初めて行ったウラ活での気づきや、今後やっていくビジョンのために具体的にどんなことを準備していく必要があるのか、など麻紀ちゃんにアドバイスをもらいながらのとても濃厚なシェアでした。
そして今、世界で起きているとてもシビアな話しも聞きました。
この世界で大切なのは愛と智慧と力。
本来はこの三位一体で本質を見いだし、バランスを取っている。
だけども今、圧倒的に愛が足りず、智慧と力が横行した物質重視の世界になってしまっている。
物質にばかり価値を置き、一部の人間だけが良くなるような調和とは程遠い搾取の世界。
本屋に行くとお金持ちになるための本が溢れていてとても驚きます。
支配する側。される側。
搾取する側。される側。
もう戦いの時代ではないはずなのに、お金のためにまだそれをしようとしている現状。
その犠牲に何も知らない人たちがなっていく。
この先いつどうなるかも分からない。
だから今ひとりひとりに必要なのは、生き抜く力。
世界で起きていることを知らない、で終わらせるのではなく、知っていくこと。
そしてメディアなどに踊らされることなく、その中から選択していくこと。
その選択の仕方はインナーセルフが知っています。
麻紀ちゃんが話す、今世界で起きているリアルな現状に苦しさも感じたけれど、私たちに絶望してるヒマはないです。
やれることをやっていくだけ。
ひとりひとりの力は小さくても、私の役割は全うしたい。
ウラ活では、過去世で因縁がある所にも行かせてもらうし、行く必要のある所にも行かせて頂いています。
今世どこまでやれるかは分からないとしても、人を癒し、土地を癒すことを粛々と無償でやっている麻紀ちゃんの姿を見ながら、学ぶことは本当に大きいです。
麻紀ちゃんと、その場でやっていることのレベルや領域は遥かに違うけれど、今の自分にできることを精一杯させて頂こうという思いしかないです。
そうやって一生懸命させてもらっていると、変容する。
それはウラ活のあとのお手入れの仕上がりが違うということでも実感します。
これが循環なんだな、と。
自分を癒し育てながら、今目の前にいる方とのこの1回のお手入れの時間を大切に大切に大切にしていくこと。
誠実にやっていきます。
お手入れスクールのレポのはずなのに、また自分のことばかり書いてしまいましたが、皆さんとの来月の学びの時間もとても楽しみです。