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体操教室
2018.10.25
体操中の体や心からのメッセージ
小村真理子です。
先日の月曜日は神戸の体操教室でした。
今回の体操教室に来ていた方のお一人が体操中に胸をおさえてとても苦しそうにされていました。
胸に何かがささったような痛みがあり、じっとされていました。
数秒すると、痛みが軽くなったようですぐに体操を続けられていました。
体操後にお話ししてくれたのが、とても興味深ったのです。
その方のインナーチャイルドが最近とても成長していて、はじめは小さな子供だったのが今は高校生になっていたそうです。
その高校生のインナーチャイルドは闇がすごくて、話しかけても答えてくれない、姿もみせてくれない、心を開いてくれない状態でどうしたものか・・・と考えていたんだそうです。
それと同時に体操教室を心待ちにされていたそうです。
それが体操中に胸が痛くなった後、高校生のインナーチャイルドがなぜ闇だらけなのかが分かったんだそうです。
それは、今までずっと自分を過小評価していることに対しての痛みだった、とおっしゃってました。
体操していると、時々何かがひらめいたり、分からなかったことが分かったり、ずっと悩んでいたことがピーンッときたりすることがあります。
そういう時は、ただただ呼吸に意識をしているときです。
そうすると自然に何かを感じたり、何かが湧き出てきたりします。
先日の旅行中にわたしは体操中にあることを延々と考えながら体操をしていることがありました。
考えれば考えるほど分からなくなって、結局最後までそんな感じで体操をしていました。
なんだかスッキリしないままで体操が終わり、その後いつもは出ない感情が出てきていました。
後でわかったのですが、それはイライラ感情。
それを麻紀ちゃんには会話の中でわたしのイライラのエネルギーが伝わり、一触即発の空気。笑
そしてそれについて話し合い、わたしは自分のそのイライラがどこからくるのかが分かりました。すべてこの旅行で気づいたものと同じところから来ていたのです。
結局、この会話ができてわたしはわたしの傷や痛みをはっきりと見つけることになったのでよかったのですが、
もしも体操中にあーだ、こーだと考えず、いつものようにただ自分の呼吸に意識をして体操をしていると、もしかしたらよりスムーズにこの気づきがあったかもしれません。
今となってはどっちがよかったかでいうと、叱られて気づくほうがわたしはすごく腑に落ちやすいので、それでよかったんですが。笑
体操は自分を大切にする行為でもあると同時に、自分と深く繋がる時間でもあると思います。
ただただ自分の呼吸に意識をしていると、今時間がどれだけ経ったのか、今自分がどこにいるのか、ふっと分からなくなるときがあります。
集中ができなくて頭でぐるぐる考えてしまうことがあるなら、それも何かの気づき。
なぜ、集中できないのか、なぜ呼吸に意識ができないのか。
すべて原因があるはずです。
わたしも自分の些細な変化を見逃さず、真摯に自分を観察していくことの大切さを痛感しました。
まだまだ体操は奥深い!!
ちなみに、高校生のインナーチャイルドちゃんのその後、、、今は笑顔を見せてくれているそうです。
よかったですねー♪