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スクール
2023.03.11
うまくいってもいかなくてもチャレンジし続ける
早野美紀です。
2月の福岡お手入れスクールの振り返りです。
今回もモデルをさせて頂きました。
気持ちよくてこのまま寝てしまえたらどんなにいいかと思います。
もちろん寝ちゃだめなので、身を委ね研ぎ澄まし、的確に感じることを伝える訓練をさせてもらっています。
目元にタオルをしていると当然見えません。
誰がどのようにしているか分からないぶん、さらにピンと糸を張るようにして心を整え観察する。
その意識をしていても、やっぱり気持ちよくてうつらうつらしてしまいます。笑
スクール生さんは私の身体の中で起きていることを何も知らなくても、触れていくとひとりひとりがキャッチしてくれます。
ぐわんぐわんと振動を感じそれに共鳴したり、身体の中をピョコピョコと動いている存在に気づいたり、あらためて言葉にしてもらうとすごくおもしろいです。
みなさんの感度の良さに毎回感心します。
最後の工程の足揺らしは一発で体得するのがなかなか難しいところです。
両足のかかとを持ち揺らすと、頭まで響き、大きな波と共に揺れる、というもの。
できるようになるまで私は時間がかかりました。
軸をとって揺らさないと両足がちぐはぐな動きをするので、されている方は船酔いみたいになってしまいます。
今学んでいるみなさんは緊張しながらもわりと早くできるようになっていました。
ですが難しいな・・・と少しでも思うとできなくなります。
頭まで響いていたものが胸までしか届かなくなったり、できていてもその動きを保つということが課題として出てきます。
一定の意識で一定の動きを持続させるということ。
動じず、粛々とやるべきことをやる。
自分との約束を果たす。
このあり方がお手入れの上達に繋がります。
座学の中でも繰り返し学ぶことは
自分の能力をどう使うか。全てはあり方だよ、ということです。
お手入れが上手くなるにはあり方を磨くしかないのです。
私たちは亡くなる時に物質的なものは何ひとつ上に持って上がれないけれど、自分のあり方は来世の自分にバトンタッチできる。
このようにずっと学んできました。
あり方を磨き、霊的成長をしていこうと思ったら、どれだけ自分が持っているエゴイズムを認識できるか。
まずは認識し、癒し育て直すこと。
そしてインナーセルフと統合させていく。
お手入れをさせて頂くということは他者の導き手になるということです。
どこまでも【まずは自分。ないものは出せない】ということを私も肝に銘じていようと思います。
スクール生さんも今たくさんの局面を迎えながらひと皮むけるチャレンジをしています。
インナーセルフは本質そのものなので前しか見ていないし、清々しい決断を促してくれます。
アウターの自分にはドキッとすることやこわいなと感じることもあるかもしれませんが、本質の自分が望むならやる!の一択です。
私自身もまだまだチャレンジしたいことばかりです。
うまくいってもいかなくても前を向いてチャレンジし続ける、そのプロセスを大切にいつまでも成長していけるよう努めます。