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スクール
2022.07.09
無駄をなくすこと
小村真理子です。
6月の神戸での「お手入れスクール」のレポートです。
技術の時間は前回の復習と新しい箇所へ進みました。
新しい箇所を学ぶときは、まずはお手本を見ながら教えてもらいます。
そして各々が実際に身体に触れてやってみるのですが、お手本を見ているときにどれだけよく観察しているのかも、とても大切なポイントです。
必要な情報をできるだけその一回で得ようと思えば、集中力が必要です。
ポイントを押さえて覚えていけば、何回も同じことを聞かなくても感覚で掴んでいくことができます。
余計な情報や不要なところに気を取られていると、これが難しくなります。
どれだけ集中して学ぼうとしているのかという、あり方が見えてきます。
いつも思いますが、学ぶにはとにかく素直さが大切です。
頭であーだこーだ考え出すと、自分の勝手なフィルターを通してややこしく考え出すことがあります。
ただただ教えてもらったことを素直に聞き入れてやってみている人は、習得も早かったりします。
今回、わたしがモデルで身体に触れてもらった方達も、その点がとても早くて、少しだけのアドバイスでぐんっと触れ方が変わっていきました。
座学の時間は近況を聞いていきましたが、
まずは自分が話すこと、確認することがあるものを、このスクールの場でするのかどうか、の確認をそれぞれのインナーセルフに確認してね、と言うとこからはじまりました。
そうすると、やることが分かっているんだから何も話さなくていいと言われているスクール生もいました。
いつも、いろんなことを盛りだくさんで話される方なのですが、本当に何も話さずに、みんなの話をしっかりと聞いてらっしゃいました。
これもその方にとっては必要な学びなのです。
いくつか題材を用意いていた方も、これはスクールの場で聞くもの、これはまた違うシチュエーションで聞くもの、と言う方もいらっしゃいました。
みなさん、それぞれに今話すことを確認することで必要なことだけを話されると、無駄な時間がなくなりとてもスムーズにスクールが進んでいきました。
無駄なこと、不要なことをなくしていく、というのはこれから他者のサポートをする人たちにとってはとても大切なことです。
何か聞きたいこと、知りたいことがあったとしても、それを確認するタイミングによっても、気づきや学びが変わってくることだってあります。
聞きたい、知りたい、話したい、
学びがはじまったときの段階と、ある程度のことが分かってくると、その内容が変わってきます。
スクールで何か気づいたこと、教えてもらったことがあるのであれば、それを実際の行動に移していくことで気づきがあるので、学びになるのです。
行動していかなければ、次の気づきや学びにはいけないのです。
同じことを何度も言われていて、あとはやるだけで、やることが分かっているから何も話さなくていい、となりますし、
日常でインナーセルフに確認しながらやっていて、全て合っているから確認しなくても大丈夫。と言われている人もいます。
インナーセルフは私たちの霊的成長のために、様々な題材を用意してくれています。
私たちが葛藤を起こすような嫌なことであっても、霊的な成長のためにはYES!となることだってあります。
葛藤して、嫌だなーという感情に囚われていたら、インナーセルフの声をキャッチすることができないことだってあります。
その感情の原因がインナーチャイルドかもしれない、過去世かもしれない、もしくは外部の影響でそう思わされていることだってあります。
どんな原因であれ、感情ではなく理性で物事を見ていかなければ正しい判断ができません。
感情では人をサポートすることはできない、と何度も教えてもらっています。
そのためにはきちんと自分の内側を監視し、感情が動いているのであればしっかりとコントロールして理性を使っていくことが必要です。
そのためにも、日常生活での無駄な思考言動を減らしていくことで、内側の些細な変化、違和感にも気づけるようになってきます。
わたし自身もまだまだ無駄なことをしているな、と気づくことがあります。
日々これって本当に必要なことなのか、を監視するようにしてますが、その視点が持てないことだってあります。
今になってですが、こういう訓練をもっと早い段階でしていたらよかった、と痛感しています。
なのでみなさんは、少しづつその視点を意識的もって過ごしてみるということしてみてください。