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スクール
2022.06.11
自己をコントロールする
小村真理子です。
6月の神戸でのお手入れのスクールのレポートです。
技術の時間はわたしはモデルをさせていただいてます。
昨年からはじまったスクール生は身体の表向きに入り、脚の太ももまで進みました。
今回は3名の方が触れてくださっているのですが、3名みんな個性があり、みんなそれぞれに良いところがあります。
触れ方、手の動かし方、エネルギー、それはこのお手入れスクールがはじまってから進化していて、以前に比べて、緊張や不安が少なくなり、それぞれの良さがどんどん出てきているようにも感じました。
今回は脚の前面だけを触れる手技でしたが、それだけで身体全体にも影響しているので、脚だけではないところもスッキリしました。
このお手入れの不思議なのが、例えば足の指先だけを触れていても背中の腫れがひいたり、ウエストがキュッとしたりするところです。
優しいフェザータッチでそのように変化するのです。
力ではなく、そっと触れることで身体が本来の姿に戻ろうとする。
これはお手入れに限ったことではありません。
座学の時間もそうやって自己をコントロールすることの大切さのお話がありました。
全員が過去世を見ていったのですが、まさに今気づいて、それを学びにしていくことは、これからお手入れを提供していく立場になったときに、大切なことばかりでした。
私たちには無限の可能性があります。
ですが、時間は有限です。
限られた時間の中で、自分の本質的な力を出し惜しみなく使っていこうと思ったら、1秒1秒の時間を大切に使っていくことが必要です。
1秒の積み重ねが1時間になり、1日になる。
この1秒をどのように捉えるかで人生が大きく変わってくることだってあります。
できることが増えてくればくるほど、1秒の重みが重要になってきます。
お手入れのスクール生は他者をサポートしていく役割がある人たちです。
みんなそれぞれに能力があり、それを正しく使っていくことがこれからは必須になります。
そのためにも自己コントロールしていくことを、日常で意識していく必要があります。
限られた時間の中で自分がどのような思考言動をするのかもそうです。
やらなければいけないこと、取り組まなければいけないことがあるのなら、いつかやろうではなく、その瞬間からそういうベクトルを踏んでいく必要があります。
やり方がわからないとか、タイミングがきたら、とか全部言い訳です。これはわたしもそうだったのでよくわかります。
やり方がわからなくても、雲をつかむようなことでも、それでもとにかく今自分のできることは何かな、と精一杯考え行動していくことが大切。
自分がやってみて、経験しなければ、どうやるのかもわからないものです。
わたしもとにかくあーだこーだ言わずにやれ、と言われてやってみながら、その感覚を掴んでいきました。
それは自分で見つけていくものです。
間違えてたらやり直したらいい、何度も繰り返しやり直して、できなかったら受け容れ次に繋げていくことが大切です。
自分のエネルギーが上がってくればくるほど、些細なずれが大きく影響していきます。
だから自己コンロールしていくことが必要なのです。
自分のちょっとした感情の動きにも、
意図がない言動にも監視していかなければいけません。
些細なことをスルーせず、気のせいにするのではなく、そうであっても必ずインナーセルフに確認する。
私たちには目には見えないサポートたちがいます。
自分でどうにかするのではなく、彼らがいるのです。
共に手を取り合い前に進んでいくために、彼らの力も必要なのです。
それが全てお手入れに現れます。
自分達の力を正しく使っていくための学びは、とにかく日常生活にたくさんあります。
わたし自身も日々、目には見えない存在たちからの訓練の毎日です。
できるかできないか、結果よりも
できたりできなかったりするその原因を知り、次の打つ手を出して、またチャレンジする。
それを諦めずにやり続けるだけです。
スクール生たちは、日常生活で自分の内側としっかりとした繋がりを構築していくため、些細なことを拾って気づきにしていくことの繰り返しです。
またその気づきを来月のスクールで聞けること、楽しみにしています。