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スクール
2022.05.31
お手入れは内側の現れ
小村真理子です。
5月の神戸でのお手入れのスクールの振り返りです。
モデルとして身体を提供しているわたしは、触れてもらうことによってのエネルギーの違いを観察できるので学びになる時間です。
めちゃくちゃ緊張している風な見た目なのに、触れてもらうととても優しい柔らかいエネルギーだったり、そうは見えないのに、すごく軸があってしっかりしていたり。
そのギャップにも驚くことがあります。
表面的な見た目や話し方や行動とは違う一面が見えるのがお手入れ。
普段は見えてないところが見えてくるので、とてもおもしろいです。
もうひとつ、おもしろかったのが、
過去世が出ているスクール生が足の技術を教わっているときに、何度も何度も足を持ち上げてはダメですよーって言われているのに、何度も持ち上げてしまっている人がいました。
過去世の影響で自分は持ち上げているつもりはないのに、持ち上げてしまっているのです。
自分達の内側にあるものが、こんなに分かりやすく出るのもこのお手入れならではないでしょうか。
座学の時間も濃厚でした。
みなさんそれぞれに自分に起こる課題に取り組まれてらっしゃいました。
インナーセルフに聞きながら、あってるのかな、どうなのかな、と思いながら自分で自分の問題を解決されようとしている方もいらっしゃいました。
とにかく自分が感じたこと、自分がこうだと思ったもの、インナーセルフがそのように言ってると思うのであれば、とにかく自分を信じることです。
そしてそれをやっていこうと自分で自分を応援すること。
もし思うような結果でなくても、それに取り組んだ自分をまずは褒めてあげること。
そこから自己信頼が構築されます。
そうやってやり続けてくると、次なる関門は先入観という大きな壁。
先入観はループに陥るとなかなか脱出するのも困難なものです。
先入観ではなく常にフラットで物事見ていくには、やはり日常からやっておかなければできません。
日常で無駄なことをしていると、それは自分の内側を濁していることにもなります。
無駄な情報を見たり聞いたりすることももちろん、やらなくていいことを自分がしていたり、余計なことをずっと考え続けていたり、
そうすると自分の内側がジャングルのようになっていきます。
どこに何があるのか分からず、整理整頓されていない状態になり、ちょっとしたことで先入観は発動します。
どれだけ、日常生活で自分の内側を整え続けているのかで、いざという時に先入観ではなく、正しい判断ができてきます。
お手入れを提供していく役割がある人たちは、まずは自分自身が整った状態であることが必須。
どのように自分自身を整えていくのか、それをどれだけ日常で体現しているのかであり方が確立されていきます。
全ては日常生活なのです。
自分にとって必要なもの、そうでないもの。
ではその意図は何なのか。
今までの固定概念ではなく、自分のこれまで生きてきたフィルターを通さずに新しい視点を見つけていく。
ひとつひとつ明確にしていき、自分が本質的に感じたものをとにかく信じて行動に移していく。
今までと違う選択かもしれません。
一般的や当たり前でないことかもしれません。
それでもとにかく信じてみようとすること。
違っていたら軌道修正すればいいだけ。
この繰り返しです。
そうすると、少しづつ自分の感覚も変わってくるはずです。
以前は怖いと思っていたものが、気持ちいいと感じるようになってきたり、ずっと嫌だと思っていたのが、全く違うかったり。
そうやって私たちは、自分が思っていた世界ではない、もっと広い世界を感じることができてきます。
お手入れを提供し、誰かのサポートをしていく役割があるのであれば、まずは自分自身の囚われを手放して、どんどん軽やかに生きていくことが大切です。
それがすべてお手入れに現れます。
お手入れスクールの一年で大きく変容されるみなさんのこれからが楽しみです。