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スクール
2021.06.12
自覚と覚悟
小村真理子です。
6月の神戸の「セラピストスクール」のレポートです。
ひとつのクラスでは近況を聞いていくクラス、もうひとつのクラスは過去世を見ていくクラスとがありました。
どちらのクラスもセラピストとしての自覚と覚悟を再度強く促されるような時間でもありました。
わたしが参加しているクラスでは過去世を見ていきました。
過去の私たちが後悔していること、本当はこうしたかった、と望んでいること。
そして認識違いをしていること。
それを知ると、まさに今の自分たちに起こっている現象とリンクすることばかりの過去世を見ます。
過去はできなかったり、諦めてしまったり、本質ではないベクトルを踏んでしまったことを悔やんでいる過去世。
また同じ過ちを繰り返さないためには、今の私たちがしっかりと真実を見て行動していくことです。
私たちは見たいようにものを見ます。
癖づいているものがあればそのフィルターで見てしまいます。
自分の意識が変化変容していることに気づかずに、それまでのパターンで過ごしていると見えるものも見えなくなっていることもあります。
セラピストスクール生は誰かのサポートをしていく人たちです。
だからこそ自分のことをより深く認識していなければ誰かのサポートはできません。
起こる現象の表面だけではなく真実を見ていく。
相手の傷に同情していたり、相手が欲しい言葉を投げかけるのではなく、その人にとって必要なタイミングで必要なことを、時には厳しいことも伝えていく必要があります。
そのためにも日常生活で徹底的に真実を見て、何があっても動じない、フラットであることを訓練し続けているのです。
自分の思考言動を細かくチェックして、無意識でしてしまっているものを意識に上げ、なぜそのような言動をしているのか、なぜそう感じるのかを疑問に思い、そして考察、分析をかけていかなければ、
自分に中に落とし込めてないままで終わっています。
そうすると、自分の話す内容がズレていたり、何か違和感があっても、自分では気づかないままでスルーしてしまっていることがとてもたくさんあります。
そこを麻紀ちゃんはスルーせずに、私たちが気づいてないことをしっかりと意識に上げていくよう、指導してくれます。
わたしも今月はそこを徹底的に認識するようなことが多く、どれだけ自分が生ぬるい環境で生きてきたのかを思い知ることばかりでした。
いくらインナーセルフと繋がっていたとしても、自分の意識レベルが低いと疑問にも思えないので、インナーセルフに確認することもしないし、インナーセルフは聞かなかったら答えてはくれません。
全て今の自分がどうなのかです。
麻紀ちゃんが良く「自分の中にあるものしか出せないよ」と言います。
これまで感覚でうまくいってたり、何となくできてきたかもしれないけど、これからはそれは通用しないところをやっていくのです。
ひとつひとつの物事の流れを、なぜそうなのか?と疑問に思い、考察、分析をしておかなければ、自分のものにはなりません。
自分の中が曖昧だと、曖昧なものしか出せないのです。
自覚と覚悟、それは本当の意味でどういうことなのかは経験していくことでしか分からないこと。
これからも自覚と覚悟を促されるようなことはたくさんあるかと思います。
それは一見、とても厳しいことのようにも感じますが現象の奥を見る。
その奥の真意を見れていなければ真実とは違った捉え方をしてしまいます。
THE UNIVERSEでは、一瞬の癒しを与えたり表面的に取り繕うものではなく、自分の闇をしっかりと見て根底から変容させていく、そして自分で自分をしっかりと導いていけるようになるための学びをしています。
セラピストスクール生は自分たちの場所で、その大切さを伝えていくことをしていく人たちです。
その役割がある人たちです。
麻紀ちゃんが言っていました。
「その役割がみなさんにはあるということです。
役割があるということは、それはできるということです。
できるということを信じてください。疑わないでください。
今世できる限りのことをしようと思ってここにきているのだから。」
わたしも今世は自分を信じ抜くことを決めました。
動じてもすぐに戻る。そして動じない自分へ。
その繰り返しで今よりももっと強くなっていきたいと思います。