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スクール

2021.03.06

初心に立ち還る。

早野美紀です。

2月のセラピストスクールの振り返りです。

スクールでは冒頭に、麻紀ちゃんより今後のことなどの話しがあり、ひとりひとりが気を引き締めながら自分の役割を再認識しました。

 

毎月一度、お手入れを学んできた仲間が一同に集い、学びを深めていく時間は私にとっても特別で大切な時間です。

 

お手入れをしていると壁にぶち当たる時もありますが、いつだって大切なのは初心に立ち還ること。

これは初めから徹底して麻紀ちゃんに言われていることです。

なんでお手入れをやりたいと思ったのか。。。

あらためてひとりひとりが言葉に出していきました。

私は、麻紀ちゃんのお手入れを初めて受けたのは約9年前。

こんなに優雅に丁寧に私を扱ってくれる。

こんなに大切に私を包み込んでくれる。

くすぐったがりであまりお手入れをされるのが得意ではなかった私が、安心して身を委ねられる優しいお手入れ。

感動したのを鮮明に憶えています。

あの時、私もこれやりたい!とすぐ思いました。

でも速やかにお手入れは私の担当じゃない!と思考で押し込みました。

エステサロン勤務は10年以上していたけれどほぼ営業でしたし、じーっとしたり、黙っていたりというのが性格的にできない(と思い込んでいた)のです。

ゆっくり心地よいお手入れを提供したいとしても、そんなことできるはずないやん、と思っていました。

 

それでも麻紀ちゃんのお手入れを受けて変わっていく人たちをずっと見てきて、できるかできないかじゃないんだ、やりたいかやりたくないかなんだと、想いが沸点越えをした時がありました。

そして麻紀ちゃんに、お手入れを学びたいです!やりたいです!弟子にして下さいと伝えました。

 

 

もうすぐ実際にお手入れを始めて1年が経とうとしています。

お手入れが好きな気持ち、大切な気持ちは少しも変わっていません。

 

だけども、少しづつ結果に囚われ、ズレてきてきていたようです。

 

お手入れを受けて喜んでもらえること、こんな風に感じたよというご報告は嬉しく、つい浮かれてしまいます。

 

逆に、特に何も・・・って感じだと、なんだか残念に思う自分に、最近起きた出来事から気づいてしまいました。

 

麻紀ちゃんは絶えず、猛スピードで進化と成長をしているので、私たちお手入れの受け手も体感がすごいです。

見えない存在からのサポートはバンバンあるし、最近では立ち上がれない、動けない。

ベッドから降りる時はいつも呻いています。

大きな手術を受けたんだっけ?というような変容が起こったりします。

 

そんな麻紀ちゃんのお手入れと比べているつもりは全くなかったのですが、あからさまな差に肩を落としたことがあったのです。

 

 

その時、すみれさんから言われました。

『今さぁ、ガッカリしてるよね?

何を期待していたの?

なんで落ち込んでるの?

なにグズグズ言ってるの?

純粋にただただお手入れが好きなんでしょう?

それでいいじゃない。

それだけでいいじゃない。』

 

 

【希望を持つことと期待は違うよ。】

麻紀ちゃんが言っていました。

 

私は無意識に何者かになりたがっていた自分に気づき、あらためて初めの気持ちを思い出しました。

ただただお手入れに感動して、お手入れが好き!

身体が緩むと心も緩む。

そして心穏やかになり、本質を生きやすくなると思うのです。

それはかけがえのない自分自身を愛で満たしていくこと。

世界平和に続く道だと思うのです。

だから世界中のみんなにお手入れを受けてほしいと本気で思っています。

それが私の初めの気持ち。

 

じゃあそのためには?

自分と向き合い、自分を整えていくこと。

技術をいくら練習してもどうしようもないことがあります。

お手入れにはあり方が表れるからです。

あり方は人格そのもの。

これは小手先ではなく、日常をどう生きているかがそのまんま表れるものなのです。

私は長年喋る仕事をしてきたけれど、今お手入れを通してあり方を磨くこと、実践者になること、そういった訓練をしています。

誰よりもクセが強いので、麻紀ちゃんにもインナーセルフすみれさんやロシレムさんにも厳しく指導してもらっています。

 

できることが深くなったところもあります。

ですが、その深さに見合った器がないと自分の身体へのダメージも大きいです。

今世、麻紀ちゃんにどこまで近づけるか、私がどこまで成長できるかなんて分からない。

なんせ師匠は同い年だ。そしてまだまだ成長しているのです。

 

でももうね、そんなことぐずぐず言ってる時間あればやれよ!!って話しなのです。

 

何があろうと、自分の純粋さだけは決して忘れず、昨日の自分を超えていこう。

ただそれだけを必死でやろう。

 

スクールのみんな、なぜお手入れをしたいと思ったのかを話す時、泣いていました。

みんな純粋な思いがある。

だからこれからも共に真摯に謙虚にコツコツと頑張っていきます!

 

 

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