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スクール

2021.07.18

自己を確立していく

小村真理子です。
7月の神戸でのお手入れスクール」の振り返りです。

今期3回目のお手入れスクール、技術の時間はすでに腕のコロコロも手のお手入れも終わり、背面が終わるところまで進みました。

これまでのスクール生が難しそうにしていた箇所も、みなさんスムーズに習得されていきます。

それどころか、モデルのわたしは麻紀ちゃんのお手入れの時のような変容が起こったのです。

スクール生がはじめに背面に触れてチェックをする時、鼻の奥と頭にズッキーーーンと、痛みが走り、その後も触れられる度にあちこちが痛くなり、気持ち悪くまでなり咳き込み、鼻水と痰が溢れるように出るという反応がありました。。

これはもうすでに、麻紀ちゃんの本番のお手入れの反応です。

今までは技術の時間に麻紀ちゃんに触れられても、こんな反応は出なかったし、気持ち良くても寝てはいけない、と我慢する時間でしたが、今回は終始痛みに耐えながらのモデルをさせていただきました。

それほど、びっくりするヒーリング能力をお持ちの今期のスクール生です。

わたしは痛くても受け容れ、粛々と感じることをし、お手入れのアドバイスができるよう、わたし自身も精進しなければ、とモデルとしての自覚と覚悟を促されるような時間でもありました。

しかし痛いので身体には力が入ってしまいますし、我慢はするものの、ついつい「痛い。。。」と口に出てしまいます。

その時、麻紀ちゃんが笑いながら言ってましたが「このお手入れは当たり障りがあるお手入れですよー。だからこの現象は普通のことだよ。」と。

当たり障りがあるお手入れなので、お手入れを受けた人がただただ気持ちいいと感じることもありますが、時にはわたしのように変容での身体の痛みで涙まで流してしまう人もいます。
その人にとってベストなこと(必要なこと)が起こります。

時には、内側のものが出てきて、お手入れ中に暴れ出す人もいます。
(わたしは麻紀ちゃんのお手入れを受け初めた7年くらい前、過去生の感情に囚われギャーギャー泣き叫んだ事があります。笑)

THE UNIVERSEで提供しているお手入れはその方が本質を生きるためのきっかけとなるものです。
そのためにはただ癒されるとか気持ちいい、だけではない反応が出てくることがあります。

そんな時、お手入れを提供する側はお手入れ中に何があっても、全てを受け容れ動じない心持ちでいなければいけません。

何があってもどんな状況でも、動じない。

起こる出来事の表面的なもので判断するのではなく、その奥を知り本質を見ていく、そして冷静に行動していくことが必要になってきます。

どんなことがあっても自分のやるべきことを粛々とやる。
それには物事を深く理解していること、そして強さも自己信頼も必要になってくる。

麻紀ちゃんが言っていました。
「お手入れは本来の自分に目覚めてもらい、その人が本質を生きることのサポートになるものです。本質を生きるということは自立、自律した生き方ということ。
個が自立、自律した上で、思いやりを持って補いあったり、共存したり、助け合ったりしていくことができるんだよ。」と。

当たり障りがあるお手入れを提供していくので、自分たちが自己を確立していくことが必要です。そして個の自立、自律を促していくには自分たちが自立、自律していなければ他者にはできません。
自立、自律し自己が確立されてくると何事にも動じなくなってきます。

そのためには普通ではしなくてもいい努力が必要だったりします。そこまでするの?ということだってたくさんあります。

私たちには、それを経験し、そしてその先で、日々とてつもないスケジュールを穏やかにこなしている麻紀ちゃんというお手本がいます。

圧倒的に自立、自律し、自己が確立されている麻紀ちゃん。
「みんなにもできるんだよ」ということを体現し導いてくれている存在がいます。

なので、そこに役割があるのであれば、
それが本質が望んでいるのであれば、
一見厳しい努力も乗り越える力がある。ということなのです。

なので、今は自分のやるべきことに集中して日々を過ごしていくことがとても大切になってきます。

今回お手入れスクール生の一人が彼女の過去生でもある少女にこんなことを言われていました。

「お手入れに対する認識が甘い。
自覚と覚悟がない。
普通の仕事なら土日が休みとかはあるけど、自分を深めることに休みはないからね。
麻紀さんにお手入れをする役割があるよ。と言われたからと言って、何とかなるわとか思ってない?
自分が何の努力もせずにできるわけないからね。」と、、、

それなりの役割がある人は、それなりの努力が必要になってきます。
そして、その努力をしていくのは本人なのです。

誰かに、これが向いてるよ。とか将来はこうなるんじゃない?と言われても、
それをするのかどうかは自分が決める。
そして、それを具現化していくのは自分の力。

人任せや、流れでそうなるのではなく、自分が意識してやっていく。
自分で試行錯誤し、前に進んでいくしかない。
すべては自分次第です。

スクールがはじまってまだ間もないですが、すでにセラピストスクールに近い訓練が始まっているお手入れスクール。

また来月の技術の時間はわたしはどんな反応が出るのか、、、わたしはそれも楽しみなお手入れスクールです。

 

 

 

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