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2019.05.24

鳥取大山で農業体験してきました

小村真理子です。

5月のゴールデンウィークに鳥取の大山で農業体験のイベントを開催しました。

こちらは裏大山。


こちら側が表大山。まだ山頂には雪が残っています。

 

わたしのだんな様の実家でもある鳥取大山では義両親が農家をされています。

義両親の畑で神戸のスクールに通われいて、農業に興味がある方で体験をさせてもらいました。

みなさんが到着してすぐにお義母さんが作ってくれたお昼ご飯をいただきました。
大山で取れたお野菜や卵、すぐ近くには境港があるのでもずくも鳥取産のものです。

少し一休みしてからまずは近くの畑に向かいます。

ここは家族が食べる分だけの野菜を育てている畑です。
大山に見守られながら、トウモロコシの苗を植えました。

テキパキと作業されるお義母さんと一緒に、均等な感覚で苗を植えていきます。
この日は暑いくらいのお天気で、本来でしたら他にも色々植えるはずが、お天気が良すぎて他の苗が植えられなかったのです。

なぜなら暑い日に苗を植えると苗が枯れてしまうそうです。

今年は5月の初めくらいまで寒くて、急に暑くなったので苗が育ってないものも多かったようです。


みんなでするとあっという間に植えられました。

大山の火山灰が混ざっている黒土。
水はけがよく栄養分がたっぷり。さらに朝晩の気温差がある土地なので美味しいお野菜が育ちます。

夏にトウモロコシが美味しく育つのが楽しみですね。

次はブロッコリーの土寄せをさせてもらいました。
義両親はブロッコリー農家さんでもあるので、とても広いブロッコリー畑があります。
時期によって作る畑が変わるそうです。

慣れない鍬を使って、土を寄せていきます。

大山が見てくれているーー♩

この日は急に暑くなったので、みなさん暑さに慣れてないこともありすぐにバテてしまわないかな、と思っていましたが、どんどん作業をしてらっしゃいました。

土を寄せることで、これから大きくなるブロッコリーが倒れずに成長するそうです。
ある程度は機械でするそうですが、ブロッコリーのすぐ近くは傷をつけないために手作業で土寄せするそうです。

少し休憩、アイスを食べるほっこりした時間。
雑草の中にも学びがたくさんあります。

最後はこれから田植えをする水田に入らせてもらいました。

黒土なこともあり粘土のような感触。
一歩進む度に、足の指と指の間ににゅる〜、っと土が入ってくる瞬間がなんとも言えません。

ひんやりしていてとても気持ちよかったです。

麻紀ちゃんは大喜びでした。

 

農業は自然の流れと共にあるんだなということを感じました。

気温や天気、その他いろんな条件によって、いつも同じではないことが当たり前である農業。
その時その時で柔軟に判断して作業していくことが自然との調和でもあると思います。

そうやって大地や作物の様子、季節の移り変わりを感じながら、農家をされている義両親の姿勢からはわたしは学ぶことがたくさんあります。

何よりもいつも街中で生活をしている私たちにとっては、自然に触れることで本来の感覚を取り戻すことにもなります。

実際、わたしは帰省する度に、いつも大きくどっしりとしている大山に安心感を感じるし、自然の中で数日暮らすことで、エネルギーが充電されるような感じがするのです。

特に大山は泣きそうなくらいにハートが暖かくなる時もあります。

今回も農業体験に参加された方も、癒されたーと感じたり、慣れない農作業に疲れるよりも元気になったーとおっしゃる方もいました。

自然の中に身を置くことがどんなことなのかを体感できる農業体験でもありました。

ありがとうございます^^

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